「あ、スマホ、充電器に挿したままだ・・・」
その日は都内で仕事関係の勉強会に出席の予定。
駅に向かう途中でスマホを忘れたこと気づきましたが、
取りに帰る時間はありませんでした。
荷物を減らすためipadも置いてきたので、
一瞬にしてネット環境から切り離されてしまいました。
勉強会では宿題の発表があるのに。。。。
今回の課題は難しく、
テキストを読んでも理解ができない部分が多々ありました。
昨夜の時点で
宿題は未完成のままでしたが、
他にやることも多く、
家では落ち着かなかったので
「行きの電車でなんとか仕上げよう」
というつもりでいました。
車中いろいろとネットで調べたかったのですが
もはや為す術なしです。
幸い、
宿題のテキスト自体はプリントアウトして
手元にありました。
不幸中の幸いデス。
気を取り直してここはひとつ平常心で。。。(^_^)
とにかくネットを頼らず、
一から自力で頑張らざるを得ませんでした。
まあ、
正直ネット接続ができたところで、
まっすぐ宿題に取り組んでいたかどうか
怪しいもんです。
ついつい
メールチェックのボタンをポチリ。
お、Facebookのお知らせが3件。ポチリ。
ポチリ。ポチリ。ポチリ。
「いいね!」・「いいね!」・メッセージを返して・・・
って、気づくと10分経過。
「やってる場合かっ!」
って感じですが、
でもこれ、よくあるパターンです(^_^;)
だからこれは
「今日は宿題に集中しろ」
との天の声なんだと受け止めます。
しかし、、、、
こんな時に限って
電車が混んでいて座れない(@_@)
荷物を軽量化するため選んだ
クラッチバッグが裏目に出てしまいました。
肩に掛けられないクラッチバックを脇に抱えて、
つり革を持ったら
この混み具合ではテキスト用紙を
めくる余裕が無いのです。
7枚にわたる課題のテキスト用紙。
これの1ページ目だけを見つめて、
車中の約1時間を過ごすことに。
果たしてこの状況で課題ができるか?・・・ピンチです。
なぜ時間に余裕があるときに
もっとしっかりやっておかなかったのか。。。
昨日までの自分を呪います
絶望的な気持ちで
1ページ目を見つめる。
・・・・ん?
よく見るとさらっと素通りしていた1ページ目に
大事なことが書いてある!
――ここを理解しないで
読み進めていたのか。。。。
そこにはその課題の大前提となる
重要事項がたったの「2行」でまとめてありました。
土壇場で大逆転です!
頭にピカッと電球が点いた感じです(^_^)
あとはバラバラだった考えをまとめ
頭のなかで文章をつなげるだけ。
現地で清書をすれば
なんとかセーフ。
しかし
なぜこの「2行」に気づけなかたのか?
どうやら
以前に課題に取り組んだときは
「後からいつでもできる」
という気の緩みのせいで
集中できてなかったようです。
目が文を撫でただけで
頭に入っていなかったわけですね。
そしてそのまま後回し。
ところがこの電車内の時のように
「他にできることがない」
という状況に置かれた結果、
集中力が発揮されて、
大事な「2行」がやっと頭に染みこんできたわけです。
「なるほど~、そういうものか。。。」
やらなきゃいけない、と思いつつ後まわし。
土壇場に追い込まれてからやったら
あっさりできちゃった。
こういうことってあなたも
心当たりありませんか?
これはトレーニングにおいても
まったく同じことがいえるんですよね。
いつでもできる=今やらなくてもOK (^_^;)
あなたも
「そうそう」
と強くうなずいているんじゃありませんか(^_^)
「今日は天気が悪いから明日にしよう」
「今、ご飯を食べたところだから、もうちょっとあとで」
「ちょっと調子がイマイチだから、無理して調子を悪くしたら意味ないし」
「明日の予定に響きそうだから・・・」
いろんな「後まわし」になる理由。
今やらない理由。
困ったことに、
私たちの脳はそれらを
勝手に見つけてくれる
天才です。
後まわしの理由を探す
つよーーーーーい力を持っています(^_^;)
では、脳みそにそんな勝手なころをさせずに,
やるべきトレーニングを後回しにせず、
しかもうまくMAXのガンバリを発揮するには
どうすればいいか?
その方法をお教えしますね。
といってももうほとんど
答えを言っているようなものですが。。。(^_^;)
それは、、、
「やるしかない環境」を意識的に創りだしてそこにに身を置くこと。
・・・・身も蓋もないですが、これが本質です。
でもこれにはよく求められる
「強い意志」は必要ないのです。
だだ、「準備」するだけです。
この「準備がイノチ」なのです。
それだけです
この「準備」でほとんど結果は決まっているのです。
今回の電車内でのエピソードでは
たまたまその状況が生まれましたが、
これを意識的、計画的にやるわけですね。
ポイントは楽しんで!
まとめ
後まわしにすることなく、MAXの集中力が発揮するには、
「やるしかない環境」を意識的・計画的に創りだして
そこに身を置くこと。楽しんで!(^_^)
では、
具体的な準備のコツは次回後編でお伝えしますね(^_^)/
新田マサキ